W.C.カラスの駄々漏れ日記

W.C.カラスの日記です

0322

wckarasu
労働 終日、竹整理 

帰 野菜炒め えのき御付 

我が会 Fact&Peace 代表 福田裕一

賛同して下さる方、お手伝い願います。代表の書いた声明文です。



011.3.11「FUKUSHIMA」と「TOYAMA」をつなげるために

2011.3.11から始まった混沌としたこの国の状況は、いっこうに出口の見えないトンネルの中で彷徨ったままです。改善するどころか、むしろ、泥沼の戦争に突入していく様でもあります。次々に公表される情報はとても信じ難いものばかりであり、いったいどれを信じてよいのか全くわからない状況ではないでしょうか。

福島第一原発事故によって避難を余儀なくされ、故郷を奪われた人々の多くが二度とその地を踏むことすら出来ないのが、今の「FUKUSHIMA」の現状です。どれだけ政府が「冷温停止状態」を宣言し収束宣言を出したところで、今の「FUKUSHIMA」の現実が今の「日本」の現実そのものなのです。

風評被害とはいったい何なのでしょうか?
福島産のお米をあなたはスーパーマーケットで買うでしょうか?
福島産の野菜をあなたはスーパーマーケットで買うでしょうか?
仮に基準値を下回る数値であったとしたら、あなたならどうするでしょうか?

その一方で、売れないとわかっていても野菜を生産しなけりゃならない野菜農家、あるいは、耕作などできない田畑の前で何も出来ず途方にくれている農家を見て、
あなたはどう思うでしょうか?

福島第一原発事故は、その事故の深刻さと同時に人と人の「絆」を断ち切ってしまったといえるのです。福島第一原発がメルトダウンしたと同時に、避難区域に線引きされた同心円のように人々の「ココロ」を分断し、日本人を分断し、この国そのものがメルトダウンを起こしてしまったのです。
仮に今回の事故が志賀原発で起こっていたとしたら、富山県の呉西地区は同心円の中に入ります。(東には刈羽崎原発があり、富山県は両者に挟まれているのです)

日本人が戦後、必死に模索し構築してきた繁栄は、恐るべき自然の驚異によって、すべて崩壊してしまいました。
我々が福島について思いを巡らす時、何をすればよいのかわからなくなります。いろいろな感情が交錯すると同時に、その道筋をつけられないままでいます。

私には知識がありません。全く、無知なのです。
もとになる知識など持ち合わせてはいないのです。
そこに出鱈目な情報や作為的な情報が公表され、混乱するばかりです。
事故当時の政府の公表した情報を思い出してみてください。

さらに、今はいろいろな情報がネットや書籍などから得ることが出来ます。その情報の量は今や無数に転がっています。しかしながら、その情報量が多ければ多いほどますます混乱してしまい、調べてみればみるほどその都度、情報のひとつひとつをすべて許容してしまうような違和感が常につきまとってしまいます。

ただ、確実にわかっていることがひとつあります。
個の思考を停止してはいけない、これだけはとりやめにしてはいけないと思うのです。

大切なのは、事実を事実として客観的に捉えた上で、個が主体的に思考することではないかと考えます。

何か力になりたい、でも何をすればよいのかわからない。
こうするべきではないだろうか?でも、どうすればよいのかわからない。
これはおかしいのではないだろうか?でも自分にはいったいどうすればよいのかわからない。
そうです。何をすればよいのか我々は膨大な情報の中で、わからなくなっています。少し、頭でっかちになりすぎているのです。
どんな小さなことでもよいのです。自分に出来ることをやればよいのです。答えなどありません。
だから、考えることをやめないでほしいのです。

この音楽イベントはある意味、衝動性を大切にしようと考えます。いわゆるチャリティーコンサートやある種のプロパガンダでもありません。
音楽で世界を変えることはできません。
表現者は音楽で自分の内側にある感情を引きずり出し、オーディエンスはその中から何かを掴み取り、自分には何ができるのかを感じてもらいたいのです。
少なくとも音楽も含め、アートやパフォーマンスにはそういったきっかけになる力や衝動性を持っています。

どのようなものになるのかは現時点ではわかりません。
ただ「FUKUSHIMA」の今を考えることなく「TOYAMA」は見えません。ましてや「NIPPON」の未来など見えるはずも無いのです。すべてイコールなのであり、境界線などあるわけもないのです。どうか、「ココロ」の中にある境界線を取り払ってください。
そういう第一歩を踏み出す機会になればと切に希望します。

読んでくださってありがとう。

7月29日日曜日 総曲輪フォルツァにて 遠藤ミチロウ氏を招き「プロジェクト福島」 フィルム上映、 遠藤ミチロウ 大谷氏 ベッカライフクジュウ ライブ、トークセッシオン 開催決定。

皆さんよろしくお願いします。